ニュース 社会 作成日:2017年11月22日_記事番号:T00074097
台中市のレストラン「龍蝦小姐(レディー・ロブスター)」がこのほど、北海道産のタラバガニ丸ごと1杯を使用したサンドイッチ8人前セットを7,500台湾元で販売したところ、6時間で10セット以上が売れる人気となった。台中市民はグルメに金を惜しまないことで知られるが、評判通りの結果となった。
龍蝦小姐のオーナーによると、サンドイッチに使用するのは北海道から輸入した3.6~3.8キログラムのタラバガニ。これをセロリやレッドオニオンといった食材とともにパンで挟み、さらに400グラムで1,600元するという金箔(きんぱく)を振り掛けて提供している。
購入者は35~45歳が多く、1,200元で1人前を購入することも可能だが、友人とともに1セットを買っていく客が多いそうだ。購入者は「カニは肉厚で新鮮、金箔でゴージャス感があふれている」と満足そうだ。
このほか台中市の高級ビジネスホテル、台中日月千禧酒店(ミレニアムホテル台中)のレストランで10月末、A5ランクの宮崎牛やトリュフ入りマヨネーズを使ったパニーニを1,800元(別途サービス料10%)で売り出したところ、3週間足らずで20セットが売れた。同メニューを食べに来たというOLは「肉が柔らかく、野菜も入っていて飽きない。値段は高いけれど、分量も多いから友人と分ければちょうどいい」と納得顔だ。
同レストランの方国栄シェフは、「台中の消費者は料理が口に合えば値段の高さにこだわらない」と説明。実際、タラバガニサンドや宮崎牛パニーニを食べた市民からは「値段は高いけど、食べてみたい気持ちの方が強い」との声が上がっており、台中人の食に対する貪欲さに販売する側も驚いている。
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