ニュース 機械 作成日:2017年11月23日_記事番号:T00074105
工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)の卓永財董事長は22日、中部科学工業園区(中科)第4期二林園区(彰化県二林鎮)に工場を建設する意向を表明した。同園区が来年、第2段階の環境影響評価(環境アセスメント)を通過すれば、重要部品、産業用ロボット、太陽光発電関連製品の生産拠点を設置すると述べた。23日付経済日報が報じた。
卓董事長は、同社はボールねじ、リニアガイド、産業用ロボットなどの主力製品が顧客の需要に対応できておらず、新工場の設置が必要と説明。二林園区は立地がよく、土地開発コストが比較的安いとして、30~50ヘクタールの用地が必要と述べた。投資額は未定だが、業界では100億台湾元(約370億円)以上と予想されている。
精密機械産業の集積地として整備が期待される二林園区は、第2段階の環境影響評価が実施されている影響で開発がストップし、2009年の着工以来、空転状態が8年に及んでいたが、22日に企業誘致活動が再開された。
業界では、大手のハイウィンが投資を表明したことで、二林園区は人工知能(AI)ロボット産業クラスターを形成しやすくなると予想されている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722