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義聯集団、南部投資に600億元


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年11月23日_記事番号:T00074108

義聯集団、南部投資に600億元

 鉄鋼業界の民間最大手、義聯集団(Eユナイテッド・グループ)の林義守董事長はこのほど、工商時報とのインタビューで、▽屏東県での病院・ホテル開発、130億~140億台湾元▽高雄市の大型複合商業施設「義大世界(E-DAワールド)」拡張、100億元▽同市鼓山区の複合商業施設「義享天地(Eスカイランド)」開発、350億~370億元──の南部3計画に対する投資総額は600億台湾元(約2,200億円)を超え、就業機会1万5,000件を創出すると語った。23日付工商時報が報じた。

 義聯集団は屏東県麟洛郷に保有する用地に「義大医院」と「義大世界」の縮小版を開発する計画だ。3年以内に完成する予定で、就業機会2,000~3,000件の創出を見込む。

 高雄市での「義大世界」の拡張計画は高雄市政府によって不許可とされたが、これを不当として訴えた裁判で義聯集団が勝訴。市政府に対し、速やかに不許可を取り消すよう求めており、市政府が認めさえすれば、約100億元を投じてホテルの拡張や商業施設などの開発を進める方針だ。

 高雄市の「義享天地」は、マリオットホテルと高級ブランドが入居するA館、百貨店と映画館が入居するB館を計画している。これらを合わせた投資額は350億~370億元に上り、就業機会1万1,000件の創出が見込まれる。