ニュース 社会 作成日:2017年11月23日_記事番号:T00074124
新北市中和区で22日午後8時40分ごろ、アパート4~5階部分で火災が発生。逃げ遅れた住人のうち9人が死亡したほか、2人が軽傷を負った。原因は放火で、容疑者の男が事情聴取を受けている。なお部屋と部屋の間を仕切る壁が木製だったこと、および屋上部分にも部屋が増設されていたため、逃げ道がなかったことが深刻な被害につながったとみられ、警察は今後、アパートの所有者に責任がなかったか追及する方針だ。23日付蘋果日報が報じた。
容疑者の男(中)。現場付近でガソリンを購入し放火した疑いで逮捕された(23日=中央社)
火災があったアパートは4階部分に12部屋、5階部分に13部屋が設置され、大部分が外国人の出稼ぎ労働者に貸し出されていた。通報を受けて消防隊が駆け付けた際、4階の窓際で救助を求めて叫んでいた住人3人が救助されたが、しばらくして建物の中から爆発音が聞こえ、火の勢いが増し、燃焼物が周囲に飛び散った。
その後、消防隊員が建物に入った後、倒れていた9人を発見。病院へ搬送されたものの9人の死亡が確認された。
火は40分ほどで消し止められたが、周辺住民からはアパートの大家に対し、「金を稼ぐために人の命を犠牲にした」などと批判の声が上がっている。
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