ニュース 電子 作成日:2017年11月24日_記事番号:T00074131
中国の液晶パネル最大手、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)の王東升董事長はこのほど、安徽省合肥市の第10.5世代工場の稼働を今年12月に前倒しすると表明した。世界最大のガラス基板を使う10.5世代工場がパネル業界で初めて稼働する。今後、10.5/11世代工場は9基計画されており、大手4社体制のパネル市場に変動が起こりそうだ。24日付電子時報が報じた。
同紙によると、鴻海科技集団(フォックスコン・テクノロジー・グループ)、LGディスプレイ(LGD)、深圳市華星光電技術(CSOT)、恵科(HKC)、中国電子信息産業集団(CEC)など、建設中または計画中の10.5/11世代パネル工場は9基で、投資額は合計2兆台湾元(約7兆4,000億円)を超える。
これら工場の稼働に伴い、大型パネルの供給過剰が常態化する恐れがある。こうした中、韓国のサムスンディスプレイ(SDC)とLGDは、液晶パネル工場のアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネル工場への転換を進めている。友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)は、車載用、産業用、ゲーム用、公共ディスプレイ用など、特殊な規格で高い品質が求められ、単価が高く粗利益率が高い特殊用途向け市場を開拓している。
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