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輸入車シェアがさらに拡大か、台湾元高進行で


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年11月24日_記事番号:T00074135

輸入車シェアがさらに拡大か、台湾元高進行で

 裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)の姚振祥総経理は23日、為替相場で台湾元高が進行しており、このままでは輸入車が街中にあふれる状況になると、台湾生産車のシェア縮小に警鐘を鳴らした。24日付工商時報が報じた。

 姚総経理は、為替相場が1米ドル=25台湾元だった際、輸入車シェアが価格引き下げによって一気に45%まで上昇、歴史的数値となったことがあると述べた。

 その上で、今年は輸入車シェアが9月に過去最高の47.8%を記録。10月も約45%と高い水準で、台湾メーカーは脅威を感じていると指摘した。

 業界関係者は、スズキの「スイフト」やマツダの「マツダ3(日本名・アクセラ)」の日本ブランドの輸入車が台湾生産車と同価格帯で販売しており、シェアを奪っていると話した。