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裕隆集団、中台市場でEV強化


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年11月24日_記事番号:T00074136

裕隆集団、中台市場でEV強化

 自動車大手の裕隆集団は来年、台湾と中国で電動自動車(EV)を相次いで発売する計画だ。両地の燃費基準が厳しくなる中、EVの導入で対応する構えだ。24日付工商時報が報じた。

 台湾市場では、裕隆日産汽車が「リーフ」の新モデルを早ければ来年末に発売する予定だ。中国市場では自社ブランドの納智捷(ラクスジェン)から、「U5 EV+」、「S3 EV+」、「S5 EV+」の3車種、中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)が出資する東南汽車から「DX3」を発売する。

 裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)の姚振祥総経理は、中国市場で発売する「S3 EV+」の進化モデルは既に開発が完了していると明かした。電池容量は49キロワット時(kWh)で、航続距離は320キロメートル以上と、毎日の通勤で使うのに十分な性能だと説明した。