ニュース 商業・サービス 作成日:2017年11月24日_記事番号:T00074144
経済部統計処が23日発表した10月の小売業売上高は前月比7.8%増、前年同月比3.2%増の3,681億台湾元(約1兆3,500億円)で、同月の過去最高を記録した。中央社が同日伝えた。
総合商品小売業のうち百貨店は395億元で前年同月比6.5%増加し、今年2月以降で最大の増加幅となった。周年慶(創業祭)セール、双十節連休(10月7~10日)の効果が表れた。情報通信・家電設備業は285億元で5.5%減少した。店舗減少、および11月3日に発売された米アップルの新型スマートフォン「iPhoneX」を待っていた消費者が多かったためだ。
小売業売上高は、暖冬と中国人観光客の減少を背景に、上半期は金融危機の影響を受けた2008年以降で初のマイナス成長を記録した。ただ、1~10月は前年同期比0.6%増の3兆3,934億元と回復しており、通年では1%増のプラス成長となる見通しだ。
卸売業の10月売上高は前月比3%減、前年同月比3.9%増の8,597億元だった。モバイル機器新製品の需要増、およびデータセンター向けのメモリー、IC、サーバーなどの需要増で機械器具業が3,583億元と前年同月比8%増加した。
飲食業の10月売上高は前月比7.7%増、前年同月比2.9%増の384億元で、同月の過去最高を記録した。中秋節(10月4日)、双十節連休に外食する人が増えたためだ。
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