ニュース 金融 作成日:2017年11月24日_記事番号:T00074146
金融監督管理委員会(金管会)は23日、年初から10月末までの生命保険会社の為替差損が1,465億台湾元(約5,500億円)に増えたと発表した。台湾元高が進行する中、通年では為替差損が1,500億元を超える可能性が高まった。24日付工商時報が伝えた。
大手6社のうち、▽国泰人寿保険(キャセイライフ)▽南山人寿保険▽富邦人寿保険──の1~9月の為替差損がいずれも200億元を超えた。台湾元の急激な上昇で、生保各社の為替準備金が警戒ラインまで減少しており、為替準備金を切り崩すことができなくなれば、為替差損は一層拡大しそうだ。
一方、生保業界の1~10月の税引き前利益は前年同期比17%増の1,121億元だった。
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