ニュース 金融 作成日:2017年11月24日_記事番号:T00074147
金融監督管理委員会(金管会)の最新統計によると、銀行業、証券業、保険業を合わせた台湾の金融業界では、今年1~10月の税引き前利益が前年同期比11.6%増の4,848億3,100万台湾元(約1兆8,000億円)となり、2年ぶりに通年で5,000億元を突破する見通しとなっている。24日付工商時報が報じた。
各業界の1~10月の税引き前利益は、銀行業が前年同期比5.6%増の3,145億元、証券業が52%増の450億元、保険業が同16.65%増の1,254億元となり、いずれも前年比プラス成長を記録した。うち証券業は、台湾証券交易所(証券取引所)の加権指数が1万ポイント以上の水準を維持していることが大幅な成長につながった。
なお銀行の海外・中国支店の1~9月利益は、前年同期比で91億元増加した。米国、日本、香港、中国支店の利益が2桁成長していることが主因だが、一方で東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国の支店の同期利益は56億元と前年同期比20%減少した。
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