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10月工業生産指数2.8%上昇、iPhoneX効果【図】


ニュース その他製造 作成日:2017年11月24日_記事番号:T00074150

10月工業生産指数2.8%上昇、iPhoneX効果【図】

 経済部統計処が23日発表した10月の工業生産指数は前年同月比2.85%上昇の112.24ポイントで、6カ月連続で前年を上回った。工業生産指数の9割以上を占める製造業生産指数は3.1%上昇の113.87ポイントで、18カ月連続で前年を上回った。11月3日に発売された米アップルの新型スマートフォン「iPhoneX」向けの出荷が増え、電子部品業の生産指数が148.12ポイントと7.63%上昇したためだ。24日付工商時報が報じた。

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 経済部統計処の王淑娟副処長は、モバイル端末の新製品発売が相次ぎ、半導体などの生産量が高まったと指摘。中でもiPhoneX向けは従来計画の生産分に加え、アップルが9月の供給不足を補うためサプライヤーに出荷を急ぐよう指示したため、電子部品業の生産量が予想を上回ったと説明した。

 製造業生産指数のうち、機械設備業は前年同月比15.46%上昇、化学材料業は2.52%上昇した。一方、パソコン・電子製品・光学製品業は2.03%下落、自動車と部品業は2.53%下落、ベースメタル業は8.44%下落した。

 統計処は、今年通年の製造業生産指数は前年比3.6%上昇と過去3年で最大の伸びを見せ、過去最高を更新すると予想した。