ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年11月27日_記事番号:T00074157
中国鋼鉄(CSC)は24日、主要7製品の来年第1四半期の台湾域内オファー価格を1トン当たり平均327台湾元(約1,200円)、1.5%引き上げると発表した。引き上げ幅は市場予想を上回った。CSCは、来年第1四半期は欧米のクリスマス連休終了と中国での減産で需要が拡大し、国際価格が上昇するためと説明した。25日付工商時報が報じた。
製品別の値上げ幅は▽棒線、1トン当たり641元▽鋼板、455元▽熱延、214元▽溶融亜鉛めっき、100元──で、その他製品は価格を据え置いた。
CSCの劉季剛総経理は、例えば熱延価格は、日本の1トン当たり600米ドル以上に対し、CSCは550~560米ドルで差が大きいと指摘した。現在、台湾市場は低迷しているが、来年第1四半期には川下メーカーの価格も国際相場に近づくとの見方を示した。
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