ニュース 建設 作成日:2017年11月27日_記事番号:T00074162
台北駅前の高層ツインビル「双子星大楼」建設計画の再始動に向け、台北都市交通システム(MRT)を運営する台北大衆捷運公司(TRTC)が金融持ち株会社、富邦金融控股など4社と共同で開発に参入したことについて、柯文哲台北市長が24日、TRTC陣営の入札参加を認めない方針を決めていたことが分かった。27日付経済日報が伝えた。
柯市長は24日の会合で、過去に市政府主導で推進した台北文化体育園区(通称・台北ドーム)などの大型プロジェクトがいずれも不正の温床となった点に触れ、市政府系のTRTCがパートナー企業を募って開発を進めれば市民から疑いの目を向けられるとして、TRTC陣営に入札参加を見送るよう求める方針を表明したという。
柯市長は同時に市政府に「市民参加」の精神に基づく公開入札手続きの検討を指示した。入札資格、手続き、評価基準などを全て公開し、透明な形で入札を進め、業者選定委員会のメンバーも市民から選出する構想だ。
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