ホテルチェーン大手、凱撒飯店連鎖（シーザーパークホテル＆リゾート）は24日、台湾鉄路（台鉄）万華駅前で凱達大飯店（シーザーメトロ台北）をオープンした。台鉄の駅に直結する初のホテルだ。客室数は758室。25日付工商時報などが報じた。
シーザーメトロ台北は、台北君悦酒店（グランドハイアット台北）に次ぐ台湾２位の大規模ホテルだ（24日＝中央社）
凱撒飯店連鎖は12月中旬に新北市板橋区で板橋凱撒大飯店（シーザーパーク板橋、400室）と趣淘漫旅台北（ホテルチャムチャム台北、337室）を、来年初めには国際ホテルチェーン大手のヒルトンと提携して同区で「新板希爾頓酒店（新板ヒルトンホテル、400室）」をオープンする予定だ。また、来年上半期に▽阿樹国際旅店（アーツリー・ホテル、139室）、台北都市交通システム（ＭＲＴ）小巨蛋駅近く▽内湖凱撒酒店（100室）、ＭＲＴ港墘駅近く──も計画している。
凱撒飯店連鎖を展開する宏国集団の林鴻道副董事長は、計画中の５店が開業後、凱撒飯店連鎖の客室数は計2,500室以上となり、台北、新北地区で最大のホテルグループになると説明。また、公益信託を創設し、シーザーメトロ台北を含む新ホテル６店の利益を全て公益事業に充てると表明した。
