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台南MRT藍線、20年末着工を宣言  


ニュース 運輸 作成日:2017年11月27日_記事番号:T00074169

台南MRT藍線、20年末着工を宣言  

 台南市は24日、都市交通システム(MRT)の建設・運営に取り組む捷運工程処の筹備処(準備処)を立ち上げるとともに、同市初のMRTとなる藍線の第1期区間が実質的な準備段階に入り、2020年末に着工、25年に完成すると宣言した。総工費は186億台湾元(約700億円)を見込む。25日付自由時報が報じた。

 藍線は高架モノレール方式を採用し、第1期区間は台湾鉄路(台鉄)大橋駅(永康区)から中華路、中華東路を経て大同路(東区)までの8.6キロメートルで14駅を置く。将来は中華西路、中華北路を経る環状線に発展させる計画。藍線第1期と、市を東西に横断する緑線が優先推進路線だ。

 藍線第1期区間は現在、交通部が実現可能性調査(FS)の審査を行っている。台南市は認可後、細部を含めた総合計画を提出して、前瞻基礎建設計画による補助金獲得を見込む。市は総工費全体の3~4割の負担を予想している。