ニュース 電子 作成日:2017年11月28日_記事番号:T00074178
市場観測によると、IC設計大手の聯発科技(メディアテック)が早ければ来年下半期にも、アップルとスマートフォン用モデムなどのIP(知的財産権)供与で提携する可能性が高まっている。28日付経済日報が報じた。
アップルは、クアルコムとの間で、特許使用料(ロイヤルティー)の支払いをめぐり、訴訟を繰り広げている。市場では先ごろ、アップルがクアルコムのモデム用チップ採用をやめ、インテルとメディアテックに調達先を切り替えると報じられたが、メディアテックの蔡力行共同執行長は「全く知らない」とコメントした。
しかしその後、アップルがスマホやタブレット端末向けモデムを自社で開発するとの観測が相次いで伝えられた。既に台湾積体電路製造(TSMC)でテストを行っており、19年にも開発が完了するとの情報も浮上した。
これに対しメディアテックがIP供与を行う可能性があると市場ではみられている。メディアテックは、CDMA2000に関するIP供与、Wi-Fi関連ASIC(特定用途向けIC)、スマートスピーカー「HomePod(ホームポッド)」向けプロセッサーなどでもアップルと提携の可能性があるとされる。
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