ニュース 電子 作成日:2017年11月28日_記事番号:T00074184
通信キャリア大手の遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は27日、聯発科技(メディアテック)、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)、電動バイク「Gogoro」の睿能創意(Gogoro台湾)など46社と提携し、NB-IoT(ナローバンドIoT)技術を中心としたIoTエコシステムを構築すると発表した。28日付経済日報が報じた。
遠伝は27日イベント会場で、スマート医療など商品化の成功例を展示した(27日=中央社)
遠伝は▽スマート街灯▽スマートビルディング▽スマート信号機▽コネクテッドバイク▽スマート工場▽スマート医療──などの分野をターゲットに、700メガヘルツ(MHz)帯の電波を使ったNB-IoTサービスを提供する。料金はデータ転送量、転送回数によって異なり、デバイス1台当たり月10台湾元(約37円)、25元、60元。既に大台北地区(台北市、新北市、基隆市)の一部と桃園科技工業園区をカバーしているが、来年第2四半期までに8,000台の基地局を設置し、台湾全土にネットワークを構築する計画だ。
遠伝は、メディアテック、デルタ、Gogoroのほか、米クアルコム、設備業者の▽研華科技(アドバンテック)▽中磊電子(サーコム)▽明泰科技(アルファ・ネットワークス)▽エリクソン──などと提携する。
遠伝はIoT事業で20年までに法人顧客7,000社増、番号割り当て数300万件、年間売上高12億元以上を目標としている。
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