ニュース 石油・化学 作成日:2017年11月28日_記事番号:T00074186
台湾中油(CPC)が計画する、2015年10月に閉鎖した同社第5ナフサ分解プラント(通称五軽)のプラント輸出について民進党の管碧玲立法委員(高雄市)は27日、インドネシアとインドが誘致に名乗りを挙げていると明らかにした。これに対しCPCの畢淑蒨広報担当は、「評価段階にあり、決定していない」とコメントした。28日付経済日報が報じた。
管立法委員によると、インドネシアは石油・ガス関連の国有最大手、プルタミナの代表者などが、蔡英文政権の「新南向政策」担当部署と接触。140ヘクタールの用地に五軽の設備を移設する計画とされる。一方、インドは同国のコングロマリット(複合企業)、アダニ・グループを通じてグジャラート州のムンドラ経済特区に約202ヘクタールの用地を提供する方針とみられる。
管立法委員は、CPCは企業としての立場からインドへのプラント輸出を希望しているが、外交上の問題から交渉が進んでいないと指摘。政府に対し、経済、政治の両面から慎重に検討するよう求めた。
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