量販店、大潤発（ＲＴマート）内のフードコートと商店街を運営する仏企業、immochanは27日、来年より「楽食匯（La Place、ラ・プラース）」ブランドで鉄道駅、医療機関、ショッピングセンターなどにフードコートを出店すると発表した。３年以内に２～３カ所に開設する考えだ。28日付工商時報が報じた。
ＲＴマート内湖２号店の楽食匯はリニューアルオープンを記念して割引キャンペーンを行っている（ＲＴマートフェイスブックより）
immochan台湾支社の蘇逸鴻総監は、「楽食匯」ではリーズナブルな価格の料理を、百貨店水準の品質、内装、サービスで提供すると説明した。
ＲＴマート内湖２号店（台北市）は26日、フードコートを「楽食匯」としてリニューアルオープンした。フランスの「のみの市」風の内装などに１億台湾元（約３億7,000万円）以上を投じたが、従来の価格を維持し、年間来客数で少なくとも10～20％増を見込む。
ＲＴマートとimmochanは、仏小売り大手オーシャン（Auchan）の子会社。ＲＴマートは台湾に大型店22店、小型店１店があり、18店にフードコートと商店街、４店に小規模な商店街がある。immochanの台湾での売上高は年間60億元を超える。
