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鶏卵のフィプロニル残留基準、10ppbに緩和


ニュース 農林水産 作成日:2017年11月28日_記事番号:T00074191

鶏卵のフィプロニル残留基準、10ppbに緩和

 衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は27日、食品衛生安全・栄養諮問会議を開き、鶏卵の殺虫剤「フィプロニル」の残留基準値をこれまでの「検出不可」から10ppb(十億分率)に緩和することを決議した。28日付聯合報が伝えた。

 台湾では今年、フィプロニルが含まれる鶏卵が相次いで摘発され、社会問題となった。TFDAは残留基準値を5ppbとすることを主張したが、行政院農業委員会(農委会)が10ppbを主張。4時間にわたる協議の結果、10ppbへの緩和が決まった。

 諸外国の残留基準値は日本と韓国が20ppb、欧州が5ppbとなっている。専門家は「10ppbという基準の安全性は受け入れ可能なものだ」との認識を示した。