ニュース 電子 作成日:2017年11月29日_記事番号:T00074203
中国の液晶パネル最大手、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)の幹部がこのほど米アップルを訪問し、アップル専用の有機EL(OLED)パネル生産ライン設置に100億米ドル以上を投じる計画を説明したと伝えられている。アップルは、最新スマートフォン「iPhoneX(テン)」に有機ELパネルを独占的に供給しているサムスンディスプレイ(SDC)以外に第2、第3の調達先を模索しており、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下のシャープやLGディスプレイ(LGD)の受注争奪戦に、BOEが強力なライバルとして加わった格好だ。29日付経済日報が報じた。
iPhoneX搭載の有機ELディスプレイは、薄型軽量でコントラスト比、彩度が高く、好評を得ている。ただ、iPhoneX発売前には、SDCの有機ELパネル生産で歩留まり率が向上せず、量産に遅れが生じていると相次いで報じられていた。またアップルにとって、サムスンはスマホの競合ブランドでもあることから、他の有機ELパネル調達先を模索しているとされる。
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