ニュース 電子 作成日:2017年11月29日_記事番号:T00074204
有機EL(OLED)ディスプレイの採用が進む中、偏光板メーカー大手の明基材料(BenQマテリアルズ)、奇美材料科技(チーメイ・マテリアルズ・テクノロジー)も商機が拡大しそうだ。29日付経済日報が報じた。
日本の市場調査会社の最新レポートによると、アップルの最新スマートフォン「iPhoneX(テン)」に有機ELディスプレイが搭載されたこと、LGディスプレイ(LGD)がテレビ用有機ELパネルの生産を拡大したことなどから、2017年の有機EL関連材料の市場規模は前年比49.4%増の1,621億円に成長すると予測されている。
こうした中、偏光板の需要も高まっている。明基材料は、ウエアラブル(装着型)端末、スマホ向けで顧客の認証を取得したほか、曲げることが可能なフレキシブル有機ELパネル向け偏光板の開発も終え、出荷可能な状態となっている。
奇美材料は近年、スマホなど中小型パネル向けの開発に注力しており、11月は中小型製品の売上高構成比が25~30%まで拡大する見通しだ。
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