ニュース 機械 作成日:2017年11月29日_記事番号:T00074213
自動化設備大手の広運機械工程(ケンメック・メカニカル・エンジニアリング)は28日、2020年に完成予定の桃園国際空港第3ターミナルの旅客手荷物処理システム(BHS)設置工事を、物流ソリューション事業を手掛けるオランダのファンダランデの台湾支社と共同で落札したと発表した。落札額は計43億9,700万台湾元(約160億円)で、うちケンメックが53.91%、ファンダランデ台湾支社が46.09%を占める。29日付工商時報が報じた。
ケンメックは、BHSの設置完了後、1時間に最高1万98件の荷物の処理が可能で、桃園空港第3ターミナルの2042年時点の需要予測1万件に対応できると説明した。また、遠隔操作による荷物の集中検査、および不審な荷物の検査ラインからの隔離、再検査によって検査効率を高め、BHSの稼働率を99.5%以上に引き上げることができるという。
ケンメックは桃園空港のほか、高雄国際空港、中国の西安咸陽国際空港、フィリピンのニノイ・アキノ国際空港でもBHS納品の実績がある。
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