ニュース その他製造 作成日:2017年11月29日_記事番号:T00074215
太陽電池モジュール大手のカナディアン・ソーラーは28日、来年台湾で工場を建設する計画を明らかにした。建設地は新竹県湖口郷で、当初の生産能力は500メガワット(MW)と予想されている。投資額は自動化生産設備で3億~4億台湾元(約11億~15億円)とみられる。29日付経済日報が報じた。
消息筋によると、カナディアン・ソーラーは先週、経済部投資審議委員会(投審会)に工場建設に向けた投資申請を行った。台湾事業の責任者として電子機器受託生産大手、英業達(インベンテック)の太陽電池子会社、英懋達光電(インベンテック・エナジー)で上級管理職を務めた人物を採用する可能性があるという。
蔡英文政権は太陽光発電の設置容量(出力)を来年6月末までに1.52ギガワット(GW)増やし、2025年時点で設置容量を20GWに拡大する計画を進めている。カナディアン・ソーラーの工場建設計画は台湾の需要拡大を見込んでの動きとみられる。
カナディアン・ソーラーは01年にカナダで設立。06年にナスダック証券取引所に上場した。今年第3四半期の売上高は9億1,200万米ドル、純利益は1,330万米ドル、太陽電池モジュール出荷量は1.87GWと業界各社の台湾での生産能力の合計を上回った。
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