ニュース 金融 作成日:2017年11月29日_記事番号:T00074220
金融監督管理委員会(金管会)銀行局は28日、中国信託商業銀行(中信銀)が昨年11月、行員が誤って取引データ数十万件を消去していたとして、同行の報告に基づき、罰金200万台湾元(約740万円)の処分を下した。29日付工商時報が伝えた。
問題の行員は、内部の作業手順によらず、システム管理者権限でシステムのディレクトリーを削除した。データ復旧作業を行い95%は回復したものの、一部は消失した。
行員は異なるドライブに同名のファイルがあったため、外部のシステム業者に確認したところ、同一ファイルだとの回答があったことから、データを削除してしまったという。システム管理権限のアカウントはログイン監視体制に含まれていなかったため、上司も誤削除に気付かず、行員本人の申し出でミスが発覚した。
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