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労工保険と労工退休金、最賃引き上げで負担増


ニュース その他分野 作成日:2017年11月29日_記事番号:T00074221

労工保険と労工退休金、最賃引き上げで負担増

 労働部労工保険局(労保局)は、来年1月から最低賃金(基本工資)が月給2万2,000台湾元(約8万円)に引き上げられることに伴い、労工保険(日本の厚生年金に相当)、労工退休金(勤労者退職金)の等級表を同時に改定する。29日付工商時報が伝えた。

 労工保険は302万人が影響を受け、全国で毎年33億元の負担増となる。労工退休金は126万人が影響を受け、8億5,000万元の負担増となる。

 最低賃金と同額の給与を受け取る勤労者の場合、来年1月から労工保険料の負担額が勤労者で19元、雇用主で66元増える。

 また、労工保険の等級は▽第1級、2万2,000元以下▽第2級、2万2,001~2万2,800元──となり、第3級以上に変更はない。