ニュース 石油・化学 作成日:2017年11月30日_記事番号:T00074238
台湾電力(台電、TPC)の大潭ガス火力発電所(桃園市観音区)向けに液化天然ガス(LNG)を供給するための台湾中油(中油、CPC)の第3LNG受け入れ基地(観塘工業区)建設をめぐる環境問題で、中油は現在の予定地で開発面積を縮小する譲歩案を明らかにした。30日付工商時報が伝えた。
それによると、中油はサンゴモが形成した生物礁(藻礁)への影響が最も大きいG1区画での追加埋め立てを行わず、沖合いにLNGタンカー埠頭(ふとう)を設けるとするものだ。
第3LNG受け入れ基地は2段階に分け、貯蔵能力合計600万トンの開発を行うことを想定しているが、貯蔵能力には変更はないもようだ。中油の方振仁副総経理は「工事費用は計算中だが、さほど変わらないのではないか。工事期間は影響を受けず、2022年完成という目標に変更はない」と述べた。
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