ニュース 金融 作成日:2017年11月30日_記事番号:T00074242
29日の台湾外国為替市場は、輸出企業による月末のドル売りに伴い、台湾元が米ドルに対し0.11元上昇。終値は1米ドル=29.99元となり、2014年9月4日以来、約3年3カ月ぶりに終値で29元台を付けた。30日は30元を挟んだ値動きとなり、午前の終値は1米ドル=30元ちょうどと再び30元台に下落した。30日付工商時報などが報じた。
台湾元は先週から5日連続で取引時間中に29元台に突破したが、終値では30元台に戻していた。今回の台湾元の上昇は、輸出企業のドル売り需要の他に、ハイペースでの上昇が続く韓国ウォンに連動したとの見方もある。
為替トレーダーからは、台湾元は来年も上昇基調が続くとの見方が出ている。米国連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル次期理事長がハト派で、利上げペースの緩和によって米ドルの下落傾向継続が予想されるためだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722