ニュース 公益 作成日:2017年11月30日_記事番号:T00074245
行政院環境保護署(環保署)は29日、洋上風力発電をめぐる環境影響評価(環境アセスメント)の進行状況について記者会見で説明。今年受理した22件のうち、19件(合計出力10.07ギガワット=GW)が初審を通過し、前年実績を上回ったと強調した。30日付工商時報が伝えた。
李署長は、環境影響評価の効率化により、審査を通過した案件の設備容量は目標を上回ったとアピールした(29日=中央社)
李応元署長は「22件のうち21件は年央に申請があったもので、半年で19件を処理した。初審通過までの期間は4~6カ月だった」と迅速処理ぶりをアピールした。その上で、これまでに環境影響評価を通過した風力発電案件による総投資額は2兆台湾元(約7兆5,000億円)を超えるとの見通しを明らかにした。
現在環境影響評価で補足資料が要求され、審査が完了していない案件は4件だが、うち3件は審査通過が困難との見方も出ている。
4件はフランスの風力発電事業者EOLFIによる「台海桃園」プロジェクト、多国籍資本のエクイスによる「新北洋上風力発電」プロジェクト、ドイツwpd系の築能風力による「桃新洋上風力発電所」、政府による第1期洋上発電計画のモデル事業である「福海彰化洋上発電」プロジェクトだが、うち福海彰化を除く3件は航路や野生動物保護などの問題で審査通過が危ぶまれている。
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