ニュース 社会 作成日:2017年11月30日_記事番号:T00074251
国民党が保有していた資産が不当な安値で売却された疑惑で、台北地方法院検察署は29日、背任の疑いで馬英九前総統(元国民党主席)ら関係者の事情聴取を行った。30日付自由時報が伝えた。
馬前総統(中)は「政界入りして30余年、清廉を保っており、調べられても大丈夫だ」と強調した(29日=中央社)
検察は馬前総統が▽中国電視(中視、CTV)▽映画会社の中影▽ラジオ局の中国広播(中広、BCC)──の株式や国民党の党本部(中央党部)ビルや国家発展研究院(国発院)の用地を不当な安値で売却した疑惑などについて追及したもようだ。
検察は馬前総統のほか、国民党系の投資会社、中央投資の張哲琛元董事長、汪海清総経理からも事情を聴いた。聴取は14時間に及んだ。
検察は中視、中影、中広をめぐる疑惑は資金の流れが複雑で証拠確保が難しいことから、党本部ビルや国発院用地を切り口に3人を追及したもようだ。
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