ニュース その他製造 作成日:2017年12月1日_記事番号:T00074260
経済部統計処が30日発表した統計によると、製造業の第3四半期設備投資額は2,330億台湾元(約8,700億円)と前期比12.2%減少、前年同期比18%減少し、2015年第2四半期以来の前年割れとなった。1日付工商時報が報じた。
景気後退の兆しかとの質問に対し統計処の王淑娟副処長は、昨年下半期が半導体メーカーによる設備投資のピークだったと指摘した。ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は昨年下半期から設備を購入し、今年初めの16ナノメートル製造プロセス工場、年央の10ナノ工場拡張に向けて準備していたと説明した。
製造業の今年第1~3四半期の設備投資額は7,598億元で、前年同期比1.2%減少した。産業別では自動車と部品業が219億元で前年同期比20.9%増加したが、▽電子部品業、4,974億元(1.1%減)▽化学材料業、379億元(7.2%減)▽パソコン・電子・光学製品業、279億元(16.3%減)▽ベースメタル業、59億元(8.2%減)▽石油・石炭製品業、163億元(6.3%減)──は前年割れとなった。
製造業の第1~3四半期売上高は19兆1,859億元で前年同期比4.5%増と、過去5年で最大の伸びとなった。
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