国家発展委員会（国発会）は30日、2018年ＧＤＰ（域内総生産）成長率目標を2.4～2.6％とする国家発展計画を発表した。１日付工商時報が報じた。
陳美伶同会主任委員は、今年は外需は好調だったが内需はそれほど振るわなかったと指摘した。来年は政策を通じ、民間投資や個人消費を刺激して、内需を拡大させると述べた。重点産業振興政策「５プラス２創新産業政策」や規制緩和により民間投資を促進し、最低賃金引き上げや賃上げ呼び掛けによって個人消費を刺激する。
来年の民間投資成長率目標は3.18～3.36％、個人消費成長率目標は2.27～2.29％。行政院主計総処の予測値（それぞれ2.83％、2.08％）よりも高い目標だ。
その他の18年経済指標目標は、▽失業率、3.7～3.8％▽消費者物価指数（ＣＰＩ）上昇率、２％以下▽１人当たりＧＤＰ、２万5,233～２万5,307米ドル──。
