ニュース その他分野 作成日:2017年12月1日_記事番号:T00074271
中国商務部台港澳司がこのほど発表した資料によると、中台が2010年に締結した海峡両岸経済協力枠組み協定(ECFA)のアーリーハーベスト(早期関税引き下げ措置)により、中国が今年6月末までに輸入した台湾の製品に対する関税の累計減免額は256億2,000万人民元(約4,400億円)に上る。一方、中国製品に対する台湾側の減免額は約28億5,000万人民元と9分の1の水準にとどまった。1日付工商時報が報じた。
台港澳司の孫彤司長は、中台間の貿易額は1978年の4,600万米ドルから昨年は約1,800億米ドルまで増加し、台湾は中国にとって第7位の貿易パートナーであり、輸入先としても第6位となっていると指摘。経済・貿易面において双方は互いに重要な存在だと強調した。
また中国の昨年の企業別貿易額上位10社に台湾企業が4社ランクインしたことについて孫司長は、同国の台商(海外で事業展開する台湾系企業)の大部分は海外から原材料を輸入し、製品化した後、海外に輸出する経営モデル「両頭在外」を採用しているため、他の外資系企業に比べ貿易額全体に占める比率が高いと説明した。
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