ニュース 社会 作成日:2017年12月1日_記事番号:T00074277
新北市に住む男性の妻は今年7月、外出しようと自宅を出たところ、帰宅した夫に遭遇。さらにその直後、親しくしている隣人女性が2つのカップ麺を手に持って歩いている姿を見かけた。そして妻は、このカップ麺から2人の浮気を見破るという恐るべき勘の良さを発揮し、夫と浮気相手を告訴することとなった。
夫と前後して姿を現した隣人女性が手に持っていたカップ麺のブランドは、「維力」と「真爽」だった。妻は見た瞬間、夫とよく利用するモーテルが部屋に常備しているものと同じということに思い至った。夫とほぼ同時刻に帰宅したことに疑念を抱いた妻は隣人女性に対し、「そのカップ麺はどうしたの?」と質問。すると「他の人にもらった」との答えが返ってきた。
その夜、妻は夫と共にその隣人女性宅にお茶を飲みに出掛けたところ、テーブルの上に置かれたカップ麺を再び目にし、疑惑が頭から離れなくなった。そして翌朝、堪え切れなくなり、夫を連れてモーテルへ監視カメラを調べに行こうと決意した。
しかし夫は「監視カメラを調べてどうするんだ。ばかじゃないのか。一人で行け!」と拒絶。それでも妻はあきらめず、警察に協力を求めた上でモーテルへ。監視カメラの記録映像を見ると、本当に夫が運転する車が館内へ入る様子が映し出されていた。
動かぬ証拠を手に問い詰めると、夫はしぶしぶ浮気を認めたが、隣人女性は依然として知らぬ存ぜずを決め込んだため、妻は2人を家庭妨害罪で告訴した。これで隣人女性はようやく和解に応じることとなり、結局、妻は訴えを取り下げ、夫と浮気相手は不起訴処分となった。
このトラブルがメディアで報じられると、カップ麺を見ただけで浮気を見抜いた妻に対し、ネット上で「捜査局に就職した方がよい」といった声が上がった一方で、「モーテルは常備するカップ麺の種類を日替わりで変えるべき」との意見も見受けられた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722