ニュース 電子 作成日:2017年12月4日_記事番号:T00074281
アップルのスマートフォン最新機種「iPhoneX(テン)」が好調な売れ行きを見せる中、同製品の組み立てを手掛ける鴻海精密工業は、顔認証技術「Face++」で知られる中国の北京曠視科技(メグビー・テクノロジー)が開発したロボットを活用して生産を急ぐ方針だ。同ロボットについてメグビーの印奇執行長は詳細は明らかにしなかったものの、「人間が行っているiPhoneX生産の工程を削減できる」と説明。現在テスト中だと語った。4日付蘋果日報が報じた。
なお鴻海は昨年9月、子会社を通じ、メグビーに2,000万米ドルを出資し、株式3.286%を取得。さらに先月、メグビーが実施した4億6,000万米ドルの増資に対し、100万米ドルを引き受けたと伝えられている。
2011年創業のメグビーが開発した顔認証技術「Face++」は中国の電子商取引(EC)大手、阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)系の電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」、招商銀行、中国・中信銀行(チャイナ・CITICバンク)、小米科技(小米、シャオミ)、聯想集団(レノボ)などに採用されている。
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