ニュース 家電 作成日:2017年12月4日_記事番号:T00074283
中国家電大手の海信集団(ハイセンスグループ)はこのほど、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下のシャープが販売するテレビがハイセンスの特許を侵害しているとして、北京市と山東省青島市の裁判所に提訴した。2日付聯合報が中国メディアの報道を引用して伝えた。
ハイセンスが特許侵害を主張しているのは、液晶バックライトに関する2件で、関連するシャープ製品の生産、販売の停止と特許侵害商品の破棄を求めている。
これに先立ち、シャープは今年6月、ハイセンスにテレビへの「シャープ」ブランドの使用差し止めを求める訴えを米国の裁判所に起こしている。ハイセンスは2015年、シャープのメキシコ工場の株式100%を取得し、北米向け商品で「シャープ」ブランドを使用している。さらに、シャープは今年8月、ハイセンスに特許を侵害されたとして、米国際貿易委員会(ITC)に調査を申し立てた。今回のハイセンス側の提訴は、シャープ側の提訴に対抗する意味合いがあるとみられる。
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