ニュース 医薬 作成日:2017年12月4日_記事番号:T00074289
台北市立万芳医院は1日、宏達国際電子(HTC)の人工知能(AI)技術を搭載した会話ロボット「万小芳」を導入したと発表した。台湾の病院で会話ロボットが導入されるのは初めて。2日付経済日報が報じた。
「万小芳」はHTCのAIアルゴリズムと台北医学大学の臨床ビッグデータを利用し、当初は患者の診察受付に対応する。患者が症状、不具合を感じる部位、受診希望時間を伝えると、「万小芳」が適切な診療科を案内し、オンラインで診療予約を行う仕組みだ。将来的に服薬管理、ケモセラピー(化学療法)、治療食レシピなどに関するサービスも提供する計画だ。
張智威・HTC健康医療事業部総経理は、同部は医療分野のAI活用に関して国際学会で論文を数十本発表しており、関連特許も10件以上申請していると説明。AIなどの新技術の進展によりプレシジョン・メディシン(精密医療)は今後3~5年に急速な発展を遂げる見通しで、HTCはAI技術で精密医療市場を開拓するほか、医療分野でのAR(拡張現実)、VR(仮想現実)の応用も進めると表明した。
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