ニュース 商業・サービス 作成日:2017年12月5日_記事番号:T00074312
5日付中国時報が英フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道を基に報じたところによると、両岸三地(中国、台湾、香港)のビジネススクール卒業生の初任給を比較した場合、中国が2万~13万米ドル、香港が3万~11万米ドルだったのに対し、台湾は2万~6万米ドルで最高額では中国の2分の1以下となっている現状が明らかとなった。
FTは今回、中国のビジネススクール13校、香港の5校、台湾の8校を対象に学費や卒業生の初任給に関する調査を行った。その結果、中国のビジネススクールでは学費、卒業生の初任給とも二極化が進んでいることが判明。学費が39万8,000人民元(約680万円)と最も高かった長江商学院では、最高の初任給13万2,196米ドルを得た卒業生がいた。
一方、台湾のビジネススクールで学費が最も安いのは成功大学の4万6,320台湾元(約17万4,000円)だったほか、大部分が20万元以下だった。
中山大学管理学院の陳世哲院長は、台湾のビジネススクールでは、海外で博士号を取得し、10~20年のキャリアを有する教師を採用するなど授業の質が高いことが強みと指摘。ただ教師の報酬は構造的に低いと問題点を挙げた。
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