ニュース 電子 作成日:2017年12月5日_記事番号:T00074318
かつてデジタルカメラ受注生産大手でIC設計に参入した華晶科技(アルテック)の夏汝文董事長はこのほど、米国の著名なメーカーと共同で次世代の3D(3次元)センサー「AL6100」の開発を終え、顧客にサンプル送付を行っていることを明らかにした。来年第1四半期に量産を開始する予定で、同年半ばから同センサーが搭載された顧客の製品が発売され、売上高に貢献すると見込まれる。5日付自由時報が報じた。
夏董事長は3Dセンサーについて「今後3~5年の大きなトレンドとなる」との見方を示し、アップルの最新スマートフォン「iPhoneX(テン)」に同センサーを使った顔認証機能が搭載されたほか、今後さらにスマートホーム、スマートカー、スマートセキュリティーシステム、小型無人機(ドローン)などの分野で3Dセンサーの応用が進むとの見通しを示した。
夏董事長はまた、スマホへのデュアルレンズ搭載について、予想通り普及が進んだと指摘した一方で、同社では問題が生じ、関連製品の出荷に遅延が出ていると説明した。ただその後、想定された水準を回復し、11月の出荷量は100万セットを突破したという。
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