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作成日：2008年5月14日_記事番号：T00007434
ＴＳＭＣ、５億株を買い戻し
台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）は13日、公開市場での自社株式買い戻しを開始した。今回は２カ月の期間内に、48.25～100.5台湾元（約163～339.6円）で計５億株を10億米ドル以内で買い戻す。これにより現在の株式資本を1.89％償却でき、株主資本利益率（ＲＯＥ）が1.5％以上上昇する見通しだ。14日付経済日報が伝えた。
ＴＳＭＣは昨年から、フィリップスが保有するＴＳＭＣ株を４回に分けて買い戻す計画を進めており、今回は４回目に当たる。フィリップスのＴＳＭＣへの出資比率は昨年初頭の段階で約16.7%だったが、昨年末までに約５％に減少した。ＴＳＭＣは今後も、公開市場を通じてフィリップスから自社株の買い戻しを続ける可能性がある。
