ニュース 電子 作成日:2017年12月7日_記事番号:T00074360
発光ダイオード(LED)の中国最大手、三安光電(三安オプトエレクトロニクス)は董事会で、福建省泉州市での工場建設に333億人民元(約5,700億円)を投じることを決議した。世界のLED業界で、過去最大の投資額だ。5年以内の工場稼働を計画しており、大規模な生産能力拡大によりLED市場の供給が過剰となり、値下げ競争が再発する恐れがある。台湾の晶元光電(エピスター)、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)などが警戒を強めている。7日付経済日報が報じた。
三安光電は福建省泉州市人民政府、南安市人民政府と泉州芯谷南安園区に合弁会社を設立する。主に▽ハイエンド窒化ガリウム(GaN)基板・LEDチップ▽ハイエンドガリウムヒ素(GaAs)エピタキシャルウエハー・チップ▽高効率窒化ガリウムレーザー──などを生産する。
台湾のLEDメーカーは近年、中国メーカーとの値下げ競争に直面し、薄利のLED照明市場から撤退してきた。また、中国メーカーが昨年から増産を減速したことから、赤字が続いていた台湾メーカーは一息ついたところだった。
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