ニュース 電子 作成日:2017年12月7日_記事番号:T00074365
DRAM大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)が6日発表した11月の連結売上高は、前月比13.3%増、前年同月比43.2%増の57億4,500万台湾元(約215億円)で、単月としては2009年12月以来の最高を記録した。第4四半期に入りDRAMの契約価格が5~10%上昇したこと、および20ナノメートル製造プロセスによる生産が本格化したことが貢献した。なお今年1~11月累計でも489億6,600万元で前年同期比31%増と市場予測を上回る成長を見せた。7日付工商時報が報じた。
南亜科技の20ナノプロセスは、第3四半期のウエハー投入枚数が月間平均約1万枚だったが、今月には3万8,000枚に達する見通しとなっており、12月の連結売上高は60億元を突破すると証券会社は予測している。また第4四半期通期でも前期比20%増の160億元に迫ると見込まれるほか、20ナノプロセスの単位当たり製造コストが既に30ナノプロセスを下回っていることなどから、同期の粗利益率は45%以上に上昇。営業利益は約40%増に当たる55億~60億元に上る可能性がある。
さらに同社は12月10日以降に保有する米マイクロン・テクノロジー株の売却を予定しており、利益貢献が見込まれる。
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