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10月の訪台外国人9%増、同月過去最高に【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年12月7日_記事番号:T00074370

10月の訪台外国人9%増、同月過去最高に【表】

 交通部観光局が発表した10月の訪台外国人旅行者は前年同月比9.63%増の延べ92万7,297人で、同月の過去最高を記録した。1~10月の訪台外国人旅行者は延べ861万3,753人で、通年では3年連続の1,000万人超を維持できそうだ。7日付工商時報が報じた。

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 国・地域別では、中国からが延べ26万3,826人と最多だった。次いで日本(延べ16万337人)、香港・マカオ(延べ11万6,201人)と続いた。日本は10月としては過去2番目に多かった。

 この他、▽韓国、9万4,000人(前年同月比27.62%増)▽マレーシア、4万5,000人(7.07%増)▽シンガポール、3万6,000人(2.33%増)▽タイ、2万6,000人(13.67%増)▽フィリピン、2万4,000人(55.53%増)▽ドイツ、7,000人(8.52%増)▽フランス、4,000人(2.89%増)──の7カ国が同月の過去最高を記録した。

 周永暉観光局長は、第4四半期は観光業のハイシーズンだと述べ、今年上半期に展示会やB2B(企業間商取引)、B2C商取引(企業と一般消費者間)を通じて台湾旅行をアピールしたことが効果を挙げたと説明した。

 観光客の1日当たりの平均消費額は2016年段階で193米ドルと十数年前の水準に戻っており、これについて周観光局長は、短期間の旅行が人気で、インターネット通販が広がった中、旅行先での消費縮小は世界的な流れだと説明。今後、免税品を増やす他、フェースマスクや茶葉といった台湾特産品をアピールして観光収入の増大を目指す考えを示した。