ニュース 社会 作成日:2017年12月7日_記事番号:T00074377
高雄市議会は6日、大気汚染の深刻化を受けて、来年以降、市内の学校に12月から2月までの冬季、運動会の開催を禁止する議員提案を全会一致で可決した。大気汚染によって運動会の開催を禁止するのは同市が初のケースだ。7日付自由時報が報じた。
高雄市は6日、多くの地域で大気汚染の指標、空気質指数(AQI)が赤(指数151~200・全ての人にとって不良)から、オレンジ(101~150・大気汚染に敏感な人にとって不良)に転じ、視界の見通しも過去数日に比べて改善した(6日=中央社)
夏季に高温に見舞われる高雄市では、秋から冬にかけて運動会を行う学校が多く、市内の小中学校、高校、職業学校の計358校のうち、45%に当たる163校が11月と12月に運動会を集中的に開催する。
高雄市のPM2.5(微小粒子状物質)は3割が中国からもたらされ、秋冬期は東北方面からの季節風によって大気汚染が深刻化する。今月から来年2月末までは、自動車からの排ガスを削減すべく、高雄MRT(都市交通システム)など公共交通機関の運賃無料化措置を実施している。
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