ニュース 電子 作成日:2017年12月8日_記事番号:T00074383
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は7日、グーグルがリリースしたエントリーのモバイル端末向け軽量版基本ソフト(OS)「アンドロイド・オレオ・ゴー」をサポートすると発表した。同OSをサポートするメディアテックのチップを搭載したスマートフォンが来年第1四半期に発売される見通しだ。8日付工商時報が報じた。
エントリーレベルのスマホにはこれまで演算処理能力が低い、メモリー容量が足りないという問題があったが、アンドロイド・オレオ・ゴーを搭載することでこうした問題を解決できるようになる。
メディアテックのチップのうち、第4世代移動通信規格(4G)対応の「MT6739」、「MT6737」、および3G対応の「MT6580」などがアンドロイド・オレオ・ゴーをサポートしている。
メディアテック無線通信事業部の李宗霖総経理は、グーグルとの提携拡大により、▽インド▽中東▽アフリカ▽中南米▽東南アジア──などで使用されているエントリーレベルのスマホの性能を向上すると説明した。
メディアテックが同日発表した11月連結売上高は、前月比1.3%減、前年同月比11.8%減の207億3,900万台湾元(約780億円)だった。12月の目標売上高は175億~225億元で、第4四半期通期では592億~643億元を見込む。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722