ニュース 石油・化学 作成日:2017年12月8日_記事番号:T00074393
製紙大手、永豊餘投資控股(YFY)は、桃園市蘆竹区に4億台湾元(約15億円)を投じ、天然材料を使用した家庭用高級洗剤などを生産する新工場が今年4月に竣工。現在、生産ライン4本が稼働しており、日産能力は250トンと従来比で2.5倍に増強し、年間100億元に上るとされる市場での商機獲得を目指す。なお同工場は、日産能力をさらに750万トンまで拡充することが可能だという。8日付自由時報が報じた。
永豊餘は洗濯洗剤や食器洗剤、ハンドソープなどのブランド「橘子工坊(オレンジハウス)」と「植浄美(フレッシュセンス)」を展開しており、「高級天然市場」でのシェアは洗濯洗剤が50%超、食器洗剤は60%を超えている。
同社は従来、こうした洗剤製品を桃園市内で借り受けた工場で生産していたが、市場規模の拡大を好感し、研究開発(R&D)や生産設備へのさらなる投資が必要との認識から自社工場の建設を決定。蘆竹区に保有する3,270坪の用地に4階建ての新工場を建設した。
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