ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

10月商業景気信号、「過熱傾向」8カ月連続【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年12月8日_記事番号:T00074398

10月商業景気信号、「過熱傾向」8カ月連続【図】

 商業発展研究院(商発院、CDRI)が7日発表した10月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務業景気指標(ISI)」は105ポイントで前月から変化なく、景気信号は8カ月連続で「黄赤(過熱傾向)」となった。商発院は、クリスマスや年越しイベントによる小売り、飲食業の消費拡大で、年内は「過熱傾向」が続き、過去3年で初めて「黄赤」が10カ月続くと予想した。8日付工商時報が報じた。

/date/2017/12/08/03service_2.jpg

 商発院は、11月は独身の日(11月11日)セールや百貨店の創業祭(週年慶)セールにより小売り、飲食業が好調な一方、世界市場での在庫積み増し需要縮小で輸出が影響を受け、ISIは104ポイントと1ポイント下落すると予想。12月はクリスマスや年越しイベントによる消費拡大の他、中国で消費が最も盛んとなる春節(旧正月、2018年は2月16日)に向けて卸売業の業績が伸び、ISIは105ポイントに回復すると予想した。

 商発院の黄兆仁政策所長は18年の展望について、上半期は世界の主要市場の景気が軒並み改善、米国の輸入大幅増が台湾輸出の成長エンジンとなるとして「過熱傾向」が続く可能性を示した。