ニュース 政治 作成日:2017年12月8日_記事番号:T00074402
国民党が中国電視(中視、CTV)、映画会社の中影、ラジオ局の中国広播(中広、BCC)の株式や国民党の党本部(中央党部)ビルを不当な安値で売却したとされる事件で、台北地方法院検察署は、国民党本部で先月行った家宅捜索の押収物から、一連の売却案件を馬英九前総統が指示していたことを示す録音ファイルを復元した。8日付自由時報が報じた。
馬前総統の関与を示す録音ファイルは8個あり、馬前総統や国民党系の投資会社、中央投資の張哲琛元董事長、汪海清総経理などの肉声が収められているという。
関係筋によれば、録音ファイルの内容は馬前総統が一連の取引を主導したことを証明するに足りる内容で、取引金額、送金方向、見返りなどに関する言及があるという。一連の会合が持たれた2006年当時は国民党が党職員への退職金支給などで財務状態が苦しくなっていた時期で、安値で試算処分を急いだとみられている。
検察が示した証拠に対し、馬前総統は「部下がでっち上げたものだ」などとし、自身は事情を知らないなどと主張しているもようだ。
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