ニュース 電子 作成日:2017年12月11日_記事番号:T00074407
アップルの腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「アップルウオッチシリーズ3」が市場で好評を博しており、来年の出荷台数は今年比20%増の2,300万~2,500万台に上るとの予測が出ている。半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)、ASE傘下の環旭電子(ユニバーサル・サイエンティフィック・インダストリアル上海)などサプライヤーに恩恵が期待できそうだ。11日付電子時報が報じた。
環旭電子は、アップルウオッチ3のシステム・イン・パッケージ(SiP)を受注している。11月連結売上高は前月比3.8%増、前年同月比23.89%増の31億9,300万人民元(約550億円)で、過去最高だった。同社は、特定の顧客や受注についてはコメントできないが、主に顧客の新製品向けでSiP生産ラインの稼働率が上昇していると説明した。
ただアップルウオッチのSiPは、鴻海精密工業傘下の訊芯科技控股が受注を狙っており、業界関係者は19年モデル向け受注を分け合う可能性があると指摘した。
なおASEは、アップルウオッチやスマートフォン「iPhone」向けに高周波(RF)、Wi-Fiチップ、MEMS(微小電子機械システム)などを手掛けており、第4四半期連結売上高が過去最高を更新する見通しだ。
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