ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年12月11日_記事番号:T00074418
車両研究測試センター(ARTC)はこのほど、彰化浜海工業区(彰浜工業区)で自動運転車の走行試験を公開した。台湾の自動運転技術は既に実用レベルに達しているという。中央社などが9日伝えた。
ARTCは14年から研究成果を発表している。自動運転関連産業がより高い収益を得られるように、台湾企業へ技術の移転を行っている(9日=中央社)
ARTCは彰浜工業区で一般道での走行と定位置間の往復走行を想定した走行試験を実施した。前方車両の徐行運転を含む有人自動車の運転パターン10種類、横断歩道に飛び出した歩行者など実際の交通状況への対応力を確認した。
ARTCの黄隆洲総経理は、主な交通状況に対応できる自動運転技術の開発に成功したと説明。今後は区内での定位置間の往復走行を常態的なものとし、ビッグデータ、ディープラーニング(深層学習)技術を利用してデータを集める計画だという。また、関連メーカーへの自動運転技術の移転を進め、産業園区や遊園地などでの自動運転サービスの供用を支援すると表明した。
ARTCは2007年からADAS(先進運転支援システム)の研究開発(R&D)に携わっており、これまでに台湾の企業16社に関連技術11件を移転した。
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